決まりは、育てていくもの
CLAUDE.md は、1回書いて終わりではありません。最初から全部そろえる必要もありません。自分が実際に踏んだものだけで足ります。
増やし方は3つあります。どれも、自分でファイルを開かなくて済みます。
← まだ1つも書いていない方は、先にこちら(置き場所と作り方)
ここまでは「1つ書く」話でした。実際には、使いながら少しずつ増えていきます。最初から全部そろえる必要はありません。
増やし方は3つあります。どれも、自分でファイルを開かなくて済みます。
① 詰まったとき
型のページの文を、会話に貼る
同じ失敗をしたら、その型のページを開いて、置いてある文を貼ります。AIが CLAUDE.md に書き足します。
正しいファイルに書いた 12回中 12回
文がそのまま入った 12回中 12回
書いたあと、中身を見せた 12回中 11回
見せてこない回があります。そのときは「CLAUDE.md を全部見せて」ともう一度言ってください。
② 区切りごと
AIのほうから「これ残しますか」と聞かせる
作業の最初にプロンプトを1回貼っておくと、区切りごとに「今日決めたことのうち、次回も必要なものはどれですか」と聞いてきます。
①が「気づいたら自分で貼る」なのに対して、こちらは向こうから聞いてきます。気づけなかったものが拾えます。
※ 公式の道具にも同じ仕事をするもの(/revise-claude-md)が付いています。そちらは私が動かしていないので、比べられていません。
③ ときどき
たまった決まりを、点検してもらう
決まりが増えると、自分では気づけないズレがたまります。直したのに日付を直し忘れる、同じことを2か所に書く、といったものです。
これを見てくれる道具を、Anthropic(Claude を作っている会社)が公式に配っています。
入れ方
Claude Code を開いて、いつも文章を打っているところに、そのまま打ちます。
/plugin install claude-md-management@claude-plugins-official
長いですが、意味は「claude-md-management という道具を、公式の置き場から入れて」だけです。 @ より後ろが、置き場の名前です。
打つと「どの範囲で使いますか」と聞かれます。全部の作業で使うなら「User」を選びます。※ ここは公式の説明にある動きで、私が見たのは claude plugin install という別の打ち方(聞かれずに User で入る)のほうです。
使い方
入れたあとは、日本語で頼むだけです。
CLAUDE.md を点検してください
点数(100点満点)と直し方が返ってきます。勝手には書き換えません。案を見せて、やっていいか聞いてきます。
気になるところ、先に答えます
- 重くなりませんか 毎回の読み込みが175トークン(CLAUDE.md で3〜4行ぶん)増えます。 実際に画面で確認した数字です
- やめたいとき /plugin uninstall claude-md-management@claude-plugins-official
- 安全ですか Anthropic 自身が選んだ一覧(255個)の中の1つです。 ただし、道具を入れるとは、そのぶん外から来たものを動かすということでもあります
★ ③の点数は、真に受けないでください
同じファイルを、続けて3回点検させました。中身は1文字も変えていません。
1回目 51 / 100 判定 C 2回目 47 / 100 判定 D 3回目 52 / 100 判定 C
判定が C・D・C に割れました。1回で止めていたら「51点でした」と書いていたところです。
そしてもう1つ、この点数は、あなたが書いた決まりを測っていません。100点の内訳を開いて確かめました。
動かし方(コマンド) 20点 ┐ 構成の説明 20点 ├ 55点がプログラムの中身の話 現状と合っているか 15点 ┘ 気づきにくい注意点 15点 簡潔さ 15点 そのまま実行できるか 15点
「AIが自分にどう接するか」には、1点も配点がありません。このページで勧めている「専門用語には言い換えを付けて」「日付は自分で確かめて」は、 この物差しでは点になりません。低く出ても、悪い決まりだという意味ではありません。
2回目の点検が、こちらから何も言わないのに自分でこう書きました。 「今回の採点基準は『プロジェクトの説明書』としての CLAUDE.md を測るものです。 このファイルは『振る舞いの決まり』であって、種類が違います」
それでも、③を入れる価値はありました。このページを直した日、1時間前に決まりを足したのに冒頭の「最終更新」を直し忘れていたのを、 この道具が見つけました。自分で「直したら同じ作業の中で更新する」と書いておきながらです。人が読み返しても、この種のズレは飛ばします。
2026-08-16/①は Haiku 4.5・Sonnet 5・Opus 5・Fable 5 で各3回/ ③の点検はいずれも Opus 5、同じファイル(170行)で3回