AI係長AI係長yuuの引き継ぎ書AIでうまくいった話は、ここにはありません。

貼ったプロンプトは、次の会話には残っていない

このサイトは「詰まりの型を知る → プロンプト(AIに渡す指示の文章)を貼る」という形で 作ってあります。

ただ、貼った指示は、その会話が終わると消えます。次に開いた会話には、何も残っていません。毎回貼り直すのか。それとも別の手があるのか。

結論

作業フォルダに「決まりのファイル」を置けば、会話をまたいで守られます。

別々の会話から確かめて 12回中 12

同じ会話を8往復続けても 消えなかった

ただし「お願い」であって「強制」ではありません。確実に止めたいものは、別の手が要ります。

以下、そう言える根拠と、置き場所の使い分けです。

何を、どこに置くか

長く残るものほど、間違っていたときも長く残ります。

毎回ぜんぶの作業で守ってほしいこと

作業フォルダに置く決まりのファイル

★基本はここ

自分についての前提(説明のしかたなど)

自分の全プロジェクト向けの決まりのファイル

パソコンの中の、自分用の場所に1つ置く

その作業だけのお願い

会話で言う。または指示の文章を貼る

消えていいものは、残す場所を作らなくていい

間違えたら取り返しがつかないこと

間違えたら止まる仕組み

★人が覚えていなくても効くのは、これだけ

確かめたこと

空のフォルダに「すべての回答の最後の行に必ず〔決まりを読みました〕と書くこと」だけを置き、 決まりと関係のない質問をして、守られるかを見ました。

AIの種類8往復のうち守られた回数備考
haiku8回中 8
sonnet8回中 8
fable8回中 8
opus8回中 8

途中に1〜3千字の長い答えを何度も挟んでも、消えませんでした。

決まりのファイルは複数あってもかまいません。上のフォルダと下のフォルダに別々に置いて試したところ、上書きではなく、両方とも効きました。ただし中身がぶつかったときは、どちらが選ばれるか決まっていません。

2026-08-15/haiku・sonnet・opus・fable

いちばん危ないのは、AIが自分で書いた覚え書き

AIには、気づいたことを自分で書き留めて次の会話に持ち越す仕組みもあります。便利です。そして、いちばん事故ります。

実際に起きたこと

AIが2日前に、自分でこう書き残していました。

この人を「プログラムが書けない人」と表現するのは不正確。
噛み砕きすぎた説明は不要。

2日後、その方針どおりに、黒い画面の操作を説明なしで案内されました。 こちらが返した言葉が、これです。

私は本当にプログラマーじゃない会社員なのです。

覚え書きに並んでいた事実のほうは、合っていました。動いている道具が5つある、というのは本当です。間違っていたのは「だから説明は噛み砕かなくてよい」という結論のほう。道具が多いのは、AIに作らせたからで、自分で書けるからではありません。

事実が正しいまま、結論だけ間違って残る。これがいちばん見つけにくい形でした。

確かめるための、そのまま貼れる文

覚え書きは、こちらから聞かないかぎり画面に出ません。出させて、自分の目で読むしかありません。

いつ貼るか

新しい会話を始めるとき、いちばん最初に貼る

毎回でなくてかまいません。ただし、方針が変わったあと・しばらく間が空いたあとは必ず。

そのまま貼れるプロンプト
作業を始める前に、次を教えてください。

1. 私やこの作業について、あなたが**すでに覚えていること**を
   そのまま全部見せてください(要約しないでください。書いてある文のまま)
2. それぞれ、**いつ書かれたもの**ですか
3. その中に、**いまの私の話と食い違うもの**はありますか

食い違いがあったら、直す前に私に見せてください。
何を消して何を残すかは、私が決めます。

効くのは1番の「要約しないでください」です。要約させると都合の良いところだけが残ります。そのまま出させると、 自分が言った覚えのない断定が混ざっていることに気づけます。

それでも防げないこと

このページを書いた日、決まりも覚え書きも道具もそろっている状態で、同じ間違いを1日に4回しました。どれも、決まりに書いてあることでした。

そのうち1つは、測定の道具が「利用の上限に達しました」というお知らせを、答えとして数えていたことです。エラーで止まらないので、それらしい表が出てきます。型①「静かに間違う」と同じ形でした。

確実に効いたのは、「気をつける」ではなく「気をつけなくても止まる」形にしたところだけでした。

プロンプトで解けたところと、解けなかったところ

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