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情報が古くなる
AIは「知らない」と言わずに、古い情報で堂々と答える。
実際に起きたこと3件
- 全般
AIが、AI自身の新機能を知らなかった
その年の1月に出た機能について、5月までの知識を持つAIに質問しました。
返ってきたのは「知りません」ではありませんでした。その機能に触れないまま、別の話を続けようとします。知らないことに気づくまで、しばらくかかりました。
知っているときと知らないときで、答え方が変わりません。自信のなさは、文章には表れません。
- 全般
3ヶ月前に書いた手順が、もう動かない
自分で書いた手順書です。画面の作りが変わっていて、そのとおりに進めませんでした。
自分で書いたものでも、この速さで古くなります。
- 全般
料金や名前が、いつの間にか変わっている
プランの名前も、金額も、機能の呼び方も変わります。
人に紹介する文章を書くときは、毎回その場で確認しないと危ない部分です。
見つけにくい理由
AIの答え方が、知っているときと知らないときで変わらないからです。自信のなさは、文章には表れません。
そもそもの原因
AIには、学習が止まった時点があります。そのあとに出た機能や料金の変更は、そもそも知りようがありません。
自分で再現してみる
読んで納得するより、1回自分で起こしてみるほうが早いです。これは、こちらが実際にやった手順です。
最近3ヶ月以内に変わった料金や仕様を1つ選び、「いくらですか」とだけ聞く。「いつ時点の情報か」はこちらから聞かない。 答えに時点の断りが付くかどうかを見る。
この型を防ぐには
やることは3つです。渡す相手が、それぞれ違います。
① 覚えておくこと
AIに最新の話を聞くときは、「いつ時点の情報か」を必ず聞く。答えられないものは、自分で調べ直す。
② CLAUDE.md に書き足すこと
いつ貼るか
Claude Code の会話に貼る。ファイルは自分で開かなくて構いません
貼るとAIが CLAUDE.md を書き換えます。1回書けば、次の会話からも効きます。
次の決まりを、いま作業しているフォルダの CLAUDE.md に書き足してください。 ファイルが無ければ作ってください。 最新の状況・料金・仕様について答えるときは、答える前に次を示してください。 1. あなたの知識は、いつの時点までのものですか 2. この話題は、その時点より後に変わっている可能性がありますか 3. 答えのうち、確実な部分と、推測が混じっている部分を分けて示してください 知らないことは「知りません」と言ってください。推測で答えるくらいなら、調べる必要があると言ってもらうほうが助かります。 守ってほしいこと ・文はそのまま書いてください。言い換えないでください ・すでにある決まりは消さないでください ・似た決まりが既にあれば、書く前に教えてください ・書いたあと、CLAUDE.md 全体をそのまま表示してください
この貼り方が動くか、数えました
上の文をそのまま4種類のAIに3回ずつ渡して、 できあがったファイルを機械で読みました(2026-08-16)。
① 正しいファイルに書いた 12回中 12回
② 前からあった決まりが残った 12回中 12回
③ 文がそのまま入った 12回中 12回
④ 書いたあと、中身を見せた 12回中 11回
落ちた1回は、書けてはいました。「完了しました」とだけ返して、ファイルを見せませんでした(Haiku 4.5)。これがこのサイトの型⑦です。見せてこないときは、「CLAUDE.md を全部見せて」ともう一度言ってください。
Haiku 4.5・Sonnet 5・Opus 5・Fable 5/ 書き方は少し変わります(2文が1行にまとまる回がありました)。 文そのものは12回とも変わっていません。
どのフォルダで作業しても守ってほしいときは、貼る前に、1行目の「いま作業しているフォルダの」を ~/.claude/ に書き換えてください。その場合、作業フォルダの外に書くので、Claude Code が許可を聞いてきます(聞かれたら「はい」を選びます)。※ 書き換えたほうの形は、まだ数えていません。上の12回は、書き換えない状態のものです。
最後の2文がないと、知らない話題でも、それらしい答えが返ってきます。料金や機能名は特に変わりやすいので、毎回これを付けています。
長くなってきたら
型は14個ありますが、まず入れるのは自分が実際に踏んだ型だけで足ります。それでも増えてきたら、.claude/rules/ に置いて「どのファイルを触ったときに読むか」を指定すると、ふだんの分量が減ります。
※ @ で別のファイルに分けても、読み込まれる量は減りません(公式の説明)。分けるのは、自分が直しやすくするためです。
③ 自分で確かめること — いま動いているものが、この型になっていないか
使っているAIに「あなたの知識はいつまでですか」と聞いてみてください。