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マニュアルと実物がズレる
説明書も中身も、どちらもAIが書いている。両方それらしい。
実際に起きたこと5件
- 書類作成
説明書に書いてある処理が、実際には動いていなかった
ツールと一緒に、マニュアルもAIに書いてもらっていました。あとから読み返して気づきました。
マニュアルには「この情報を使って計算します」と書いてあるのに、実際の処理では使われていませんでした。
説明書もAIが書き、中身もAIが書いています。両方それらしいので、突き合わせない限り分かりません。
- 会議録ツール
毎回言わないと、説明書は更新されない
中身を直すたびに「仕様書やマニュアルにも反映してね」と指示しないと、説明書は前のままです。
中身を直したことは覚えていても、説明書を直し忘れたことは覚えていません。
- 書類作成
ファイルを開いたままで、更新が入っていなかった
マニュアルを開いたまま作業していたので、更新が反映されていませんでした。
手元の画面には古い内容が出たままです。直したつもりでいました。
- 会議録ツール
自分で作らせたのに、何で動いているか分からなくなった
「このツールはAIを使っていますか」と、自分でAIに聞き返しています。
指示したのは自分です。それでも、しばらく経つと何がどう動いているのか分からなくなりました。
- 会議録ツール
自分では確かめられないと気づいた
「バグがないか、客観的な目線でチェックしてください」とAIに頼んでいます。
作ったのもAI、点検するのもAIです。この構造に気づいたときは、少し怖くなりました。
なぜ気づけないのか
説明書だけを読むと、完全に筋が通っているからです。実物と突き合わせない限り、ズレていることは分かりません。
なぜ起きるのか
説明書と中身が、別々のタイミングで書かれるからです。中身を直したときに説明書を直し忘れる。しかも説明書のほうが、それらしく書けてしまいます。
この型を防ぐには
やることは3つです。渡す相手が、それぞれ違います。
① 覚えておくこと
AIに書かせた説明書は、AIに書かせた中身と突き合わせないと合わない。説明書だけ読んで信じない。
② AIに渡すこと — 作業を頼むときに、これも一緒に貼る
マニュアルと実際の処理が一致しているか確認してください。 1. マニュアルに書いてあるが、実際には行われていない処理 2. 実際には行われているが、マニュアルに書かれていない処理 3. 書かれている手順と、実際の順番が違う箇所 そのうえで、マニュアル側を実物に合わせて直してください。直した箇所は、何をどう変えたか一覧にしてください。
「2」が見落とされがちです。書いていない処理があると、引き継いだ人が一番困ります。
③ 自分で確かめること — いま動いているものが、この型になっていないか
手元のマニュアルを1つ開いて、書いてある機能を1つ、実際に動かしてみてください。
この型は、上のプロンプトでも解けきりませんでした。どこまで解けて、どこから先が解けないかはこちらにまとめています。